りんごの森の0期生へ

2013年05月01日

この12年度は、開業してから初めて迎えた最初の1年でした。

この間、多くの“0期生”に助けられてきました。
0期生とは、古巣で送り出した多くの卒業生たちと昨年度開業3ヶ月で送り出した最初の3人です。

りんごの森の0期生へ

例えば、
「課題で作ったカーテンの撮影にりんごの森の教室使っていい?」と言って
実際に武蔵美の課題で制作した課題を持ってSモトが来てくれることが、
地方の、しかもまだ始めて一年と経たない小さな教室に通う受験生たちに、
どんなにか“美大”をリアルにイメージさせてくれたことか。

時々やってきては、飛び入りで合評に参加してくれた0期生達の言葉が、
どんなにか受験生に刺激を与えてくれたことか。

入試の面接の前には、その大学に通う大学生であるYざわ氏が、わざわざ電話で面接練習をしてくれ、アドバイスをくれる。
それにどんなに受験生たちが励まされたか。

試験内容の情報開示が乏しい大学では、通っている学生のネットワークで自分たちの代の入試情報をかき集めてメールしてくれる。それにどんなに受験生が助けられたか。

国公立大学入試の前期に受かった受験生が、一次に受かっている中期試験の大学とどちらを選ぶべきか悩んでいると聞けば、
会った事もないその受験生の電話につき合ってくれる。

そして、
いよいよりんごの森から卒業して各々の新天地へ、という準備期間には、
自分や友人の作品やらを引っさげて訪問してくれたK嶋が、
受かってからのここから先が勝負で、自分が多摩美でこれまでどう過ごしてきたか、どう過ごしていくべきか、という話を、
わざわざ教室に話しに来てくれる。
それがどんなに、春から美大生になる彼らの心に火をつけたか。

開業してすぐに受験期を迎えた1年前には、始めたばかりで大変だろう、と、
春休みの間ずっと、毎日Sトーが多摩美でやった課題をブラッシュアップしがてら、
留守番や受験生を見ていてくれたことが、
他の予備校から移って来たばかりの受講生が集まる緊張した教室を、どんなに賑やかにしてくれたことか。

そういうひとつひとつの温かさに助けられて、
わたしも受験生もこの1年を過ごせた事に、
感謝の気持ちでいっぱいです。

本来、新設の予備校を巣立つ彼らには、
いるはずのない“先輩”が、いてくれることに、
心から、ありがとう。 

りんごの森という教室自体、
始められたのは0期生の励ましや協力があったからだと思っています。

そしてこの春、“後輩”が行きました。
彼らをよろしく。


開業時に、0期生からもらった言葉は、わたしの宝物です。↓
http://ringo-no-mori.com/voice_from_happyproject.html
http://ringo-no-mori.com/



デザインとアートの教室 りんごの森 URL http://ringo-no-mori.com
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Posted by りんごの森のミズキせんせい at 22:11│Comments(0)美大予備校:DESIGN PLANT
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