合格のその先へ
2013年05月30日
元受講生たちから、日々、いろいろな連絡が来ます。
コンペに入賞したとか、就職が決まったとか、大学院に進学するとか、
成績が学年1位だったとか、彼女ができたとか 笑
そんな風に、
彼らが“合格の先の未来”で頑張っていることが伝わってくるのを
とてもうれしく思います。
もちろん、課題に行き詰まってるとか、進路に悩んでるとか、
最近たるんでるから気合いを入れてくれとか、
今回はクラストップを狙ってるから
今日の深夜2時から電話でプレゼン練習につきあってくれ、
とか、そういう連絡も来るわけですが。笑
それも、うれしいですね。
なにしろ、“ライフワーク:おせっかい”ですからね。笑
学内コンペに通ってポスターになったから見てね、
と美大生から送られてきたポスターを教室に貼った後、
今年の受験生が、作品に使う色を選ぶために作ったカラーチップの並ぶ机を見て、
あーみんな、いつかの春にここから始まって、すいぶん遠くまで飛んで行ったなぁなんて思ったりしました。

また今年も、合格までと合格のその先の4年間と、
更にその先の40年間につながっていく“学びのデザイン”をしていきたいナと思います。
今年の受講生たちと一緒に。
http://ringo-no-mori.com/
コンペに入賞したとか、就職が決まったとか、大学院に進学するとか、
成績が学年1位だったとか、彼女ができたとか 笑
そんな風に、
彼らが“合格の先の未来”で頑張っていることが伝わってくるのを
とてもうれしく思います。
もちろん、課題に行き詰まってるとか、進路に悩んでるとか、
最近たるんでるから気合いを入れてくれとか、
今回はクラストップを狙ってるから
今日の深夜2時から電話でプレゼン練習につきあってくれ、
とか、そういう連絡も来るわけですが。笑
それも、うれしいですね。
なにしろ、“ライフワーク:おせっかい”ですからね。笑
学内コンペに通ってポスターになったから見てね、
と美大生から送られてきたポスターを教室に貼った後、
今年の受験生が、作品に使う色を選ぶために作ったカラーチップの並ぶ机を見て、
あーみんな、いつかの春にここから始まって、すいぶん遠くまで飛んで行ったなぁなんて思ったりしました。

また今年も、合格までと合格のその先の4年間と、
更にその先の40年間につながっていく“学びのデザイン”をしていきたいナと思います。
今年の受講生たちと一緒に。
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鬼描きでヨロシク
2013年05月30日
初夏のデッサンテーマは「表面」です。
とにかく表面を細密に描きなさい、と。
その第一課題は、スキな石(スキな石?笑)を拾って来て、みなさん黙々と描いてます。

普段も彼らは基本は黙々と制作して、
講座が終わると、高校での出来事とか、最近起こったおもしろかったことなんかを
なんやかやと話してから帰っていくわけですが、
今回の“黙々ぶり”は過去最高水準ですね。笑
美大受験対策って、高校1・2年生、早ければ中学生から始めるので、
いざ受験生になる頃には、それなりにスキルがついていたりして、
ちょっと惰性で描いちゃったりするわけですよ。
でも今回は、
テキトーにテクでごまかすとか許しませんから。と。
そんなわけで、
「気が狂いそう」とか言いながら石とニラメッコしています。
“描く”って、目の前の声なきものと対話することでもあると思います。
その対話の中で、もう手放したくないぐらい、その石に思い入れが生まれるか、
或いはもう10年分くらいは石と話したくらいの気持ちになるか、
どちらかのレベルまで追い込んで描いてくれたらいいナと思います。
数ある石の中から他のどれでもなくそれを拾ってきたわけですから、
やっぱりそこには、なんらかの魅力があるのだと思うのです。
その魅力を画面の中で再発見できたら、成功です。
ナゼ石かって?
描き込みすぎるとモノって硬く見えるんですよね、なんでも。
でも石って元から硬いですからね、失敗がないわけです。
なので、ガンガンに描いちゃってください!
http://ringo-no-mori.com/
とにかく表面を細密に描きなさい、と。
その第一課題は、スキな石(スキな石?笑)を拾って来て、みなさん黙々と描いてます。

普段も彼らは基本は黙々と制作して、
講座が終わると、高校での出来事とか、最近起こったおもしろかったことなんかを
なんやかやと話してから帰っていくわけですが、
今回の“黙々ぶり”は過去最高水準ですね。笑
美大受験対策って、高校1・2年生、早ければ中学生から始めるので、
いざ受験生になる頃には、それなりにスキルがついていたりして、
ちょっと惰性で描いちゃったりするわけですよ。
でも今回は、
テキトーにテクでごまかすとか許しませんから。と。
そんなわけで、
「気が狂いそう」とか言いながら石とニラメッコしています。
“描く”って、目の前の声なきものと対話することでもあると思います。
その対話の中で、もう手放したくないぐらい、その石に思い入れが生まれるか、
或いはもう10年分くらいは石と話したくらいの気持ちになるか、
どちらかのレベルまで追い込んで描いてくれたらいいナと思います。
数ある石の中から他のどれでもなくそれを拾ってきたわけですから、
やっぱりそこには、なんらかの魅力があるのだと思うのです。
その魅力を画面の中で再発見できたら、成功です。
ナゼ石かって?
描き込みすぎるとモノって硬く見えるんですよね、なんでも。
でも石って元から硬いですからね、失敗がないわけです。
なので、ガンガンに描いちゃってください!
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ぼくらの太陽
2013年05月30日
太陽みたいに元気で明るいこどもたちと大きな太陽の絵をつくりました。

いっぱいの色をスキな場所に塗って、燦々と輝く太陽を作っていきます。
太陽の光にも、こんな風に地球で目にする全部の色が含まれているって考えると、
なんだか不思議だぁと思います。

今回はいつもよりちっちゃいお子ちゃんたちが多かったので、
ちょっと予定の制作時間をオーバーしてしまって…予定通りにいかなくてゴメンねー(> <)
ホントは、二枚をはがして反転したもう一枚をつなげて○にする予定が…
時間の関係でアクリルが硬化してしまい、二枚がはがれず半円のままに…(> <)
でも、その大きな絵を天井近くまで持ち上げて飾ったら、
半分だけでもすごく元気で力強い太陽だな、と思いました。
結果的に「日の出」デス。
みんなのあんなにちっちゃな手で、こんなに大きくてパワーのある絵が描けるなんてステキだなと思います☆
一緒に制作してくださったパパさまママさまもありがとうございます。
そして、アシスタント役を勤めてくれた中学2年生Kちゃん、
初めてのワークショップでくたくたに疲れたと思います。ありがとネ☆
http://ringo-no-mori.com/

いっぱいの色をスキな場所に塗って、燦々と輝く太陽を作っていきます。
太陽の光にも、こんな風に地球で目にする全部の色が含まれているって考えると、
なんだか不思議だぁと思います。

今回はいつもよりちっちゃいお子ちゃんたちが多かったので、
ちょっと予定の制作時間をオーバーしてしまって…予定通りにいかなくてゴメンねー(> <)
ホントは、二枚をはがして反転したもう一枚をつなげて○にする予定が…
時間の関係でアクリルが硬化してしまい、二枚がはがれず半円のままに…(> <)
でも、その大きな絵を天井近くまで持ち上げて飾ったら、
半分だけでもすごく元気で力強い太陽だな、と思いました。
結果的に「日の出」デス。
みんなのあんなにちっちゃな手で、こんなに大きくてパワーのある絵が描けるなんてステキだなと思います☆
一緒に制作してくださったパパさまママさまもありがとうございます。
そして、アシスタント役を勤めてくれた中学2年生Kちゃん、
初めてのワークショップでくたくたに疲れたと思います。ありがとネ☆
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幾何図形アートに挑戦!
2013年05月07日
テーマ:平面塗り技法で作る幾何図形アート

りんごの森のキッズスクールでは、テーマごとに毎回「こんな方法もあるよー」というように、
絵を描く時の方法をみんなで試しているわけですが、
今回はマスキング技法と平面塗り技法の合わせ技で画面をつくりました。
ルールは、
・画面の辺と辺を結ぶように画面を直線で分割する。
・分割した面の内側は一色で塗る。
・渡す絵の具は赤・青・黄色と白と黒だけ。
と、いうようなものでした。
あとは、スキなように画面を分割したらいいし、
どこに何色を塗ってもいいよ。
知ってのとおり、マスキングしたところは白く残るからね、と。
「はい、始め!」のかけ声で、
みんな真剣な顔つきで自分が一本線を引く事でできる色面の大きさなんかを見ながら制作を進めていきます。
色を塗る時も、息を止めて真剣な眼差しです。
おやつの時間はきゃあきゃあ大騒ぎなのですが、
つくっているコにぶつかったりしないよう、
気をつけて動いているのがわかります。
そして、例え同じ条件で制作しても、できた作品はみんなそれぞれ。
そしてそれぞれにカッコ良かったデス☆
で、今回、前述の“ルール”ではない方法でやりたい!というコたちがいたので、GOサインを出しました。
そしてできた作品はとってもかわいかったです。

キッズに、「せんせーってさー、なんで違う事やってても怒んないの?」とか時々聞かれたりすることがあります。
で、そういう時にはわたしも真剣に考えて、
ん〜なんでかなぁ〜自分の正解を知ってるのは自分だけだと思うからかなぁ、とか答えて、
「?」と小首を傾げられたりするわけですが。笑
ただ言えるのは、「どうしてもこっちでやりたい!」と言われた時に、
うれしかった、ということです。
例えば一年前は、ママの後ろに隠れちゃうくらい恥ずかしがり屋さんだったコが、
はっきりと自分の意志を他者に伝えられるようになった。
それをとても尊いことだと感じる、ということです。
だからやっぱり、怒るべき要素はどこにもないのだと思うのです。
結局のところこの世のルールなんて、こうやってやってみたら?っていう提案に過ぎないですから。
(ま、これがスポーツだとか、条件違反で数十点減点される美大受験生なら別ですが。笑)
手持ちの絵の具を混ぜて欲しい色を作ったり、
太い線がほしくてテープを並べて貼ってみたり、
黄色がスキだから黄色を目立たせるために大きなところに塗ろう!と考えてみたり、
はがしたマスキングテープをキレイだなと思ったコが、それを机に並べて貼っていたり、
そういう、こどもたちが何かを「あ!こうしよう!」と感じた瞬間のきらめきをみつけられた時になんだか一緒にうれしくなるわけです。
今年度も、つくることを通して自信がついたり、興味範囲が広がったり、
言葉が豊かになったりしていく姿に、自分もがんばろう!って励まされながら、
キッズたちと一緒につくることをたのしんでいけたらなぁと思います。
デザインとアートの教室
りんごの森
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りんごの森のキッズスクールでは、テーマごとに毎回「こんな方法もあるよー」というように、
絵を描く時の方法をみんなで試しているわけですが、
今回はマスキング技法と平面塗り技法の合わせ技で画面をつくりました。
ルールは、
・画面の辺と辺を結ぶように画面を直線で分割する。
・分割した面の内側は一色で塗る。
・渡す絵の具は赤・青・黄色と白と黒だけ。
と、いうようなものでした。
あとは、スキなように画面を分割したらいいし、
どこに何色を塗ってもいいよ。
知ってのとおり、マスキングしたところは白く残るからね、と。
「はい、始め!」のかけ声で、
みんな真剣な顔つきで自分が一本線を引く事でできる色面の大きさなんかを見ながら制作を進めていきます。
色を塗る時も、息を止めて真剣な眼差しです。
おやつの時間はきゃあきゃあ大騒ぎなのですが、
つくっているコにぶつかったりしないよう、
気をつけて動いているのがわかります。
そして、例え同じ条件で制作しても、できた作品はみんなそれぞれ。
そしてそれぞれにカッコ良かったデス☆
で、今回、前述の“ルール”ではない方法でやりたい!というコたちがいたので、GOサインを出しました。
そしてできた作品はとってもかわいかったです。

キッズに、「せんせーってさー、なんで違う事やってても怒んないの?」とか時々聞かれたりすることがあります。
で、そういう時にはわたしも真剣に考えて、
ん〜なんでかなぁ〜自分の正解を知ってるのは自分だけだと思うからかなぁ、とか答えて、
「?」と小首を傾げられたりするわけですが。笑
ただ言えるのは、「どうしてもこっちでやりたい!」と言われた時に、
うれしかった、ということです。
例えば一年前は、ママの後ろに隠れちゃうくらい恥ずかしがり屋さんだったコが、
はっきりと自分の意志を他者に伝えられるようになった。
それをとても尊いことだと感じる、ということです。
だからやっぱり、怒るべき要素はどこにもないのだと思うのです。
結局のところこの世のルールなんて、こうやってやってみたら?っていう提案に過ぎないですから。
(ま、これがスポーツだとか、条件違反で数十点減点される美大受験生なら別ですが。笑)
手持ちの絵の具を混ぜて欲しい色を作ったり、
太い線がほしくてテープを並べて貼ってみたり、
黄色がスキだから黄色を目立たせるために大きなところに塗ろう!と考えてみたり、
はがしたマスキングテープをキレイだなと思ったコが、それを机に並べて貼っていたり、
そういう、こどもたちが何かを「あ!こうしよう!」と感じた瞬間のきらめきをみつけられた時になんだか一緒にうれしくなるわけです。
今年度も、つくることを通して自信がついたり、興味範囲が広がったり、
言葉が豊かになったりしていく姿に、自分もがんばろう!って励まされながら、
キッズたちと一緒につくることをたのしんでいけたらなぁと思います。
デザインとアートの教室
りんごの森
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新学期START!
2013年05月02日
さて、始まりました新年度。
中学生や高校2年生も新受験生と一緒に頑張っています☆

4月5月は基礎的造形力を上げることでポテンシャルを引き出していく課題が続きます。
でもそれはちょっと不思議な光景かもしれません。
それがどういう光景か、というと、
例えば彼らは、
一緒にスーパーやコンビニに買い物に行ったり、
買って来たお菓子なんかを机の上に並べたり、
本棚から本を引っ張り出して机の上に並べたり、
それを更に並べ替えたりしています。笑

一見、何をやっているのか不明なこれも実は、
これから“イメージ”という曖昧なものを視覚化していくために、
先ずは“イメージを座標軸で捉える”ための演習だったりします。
だから当然そこには“ルール”があるわけです。
このルールを知らないとデザインはできませんから、ここ、実はとっての大事なんですね。
あとはそうですね・・・
箱を作って中を覗いたり、らくがき帳をバラバラに解体したりしていますね、
時々「進撃の巨人」の話なんかをしながら・・・(アニメ版の作画スゴいですよね。笑)
いや、ふざけてません。笑
箱の中には“空間”があるわけで、
“イメージ”や“空間”といった、形のないものを視覚化するための感度を上げようという演習です。

この1学期の演習が、夏以降にバババッ!!とつながっていきますよ。
まだやってる本人たちも気づいていないでしょうけどね。
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中学生や高校2年生も新受験生と一緒に頑張っています☆

4月5月は基礎的造形力を上げることでポテンシャルを引き出していく課題が続きます。
でもそれはちょっと不思議な光景かもしれません。
それがどういう光景か、というと、
例えば彼らは、
一緒にスーパーやコンビニに買い物に行ったり、
買って来たお菓子なんかを机の上に並べたり、
本棚から本を引っ張り出して机の上に並べたり、
それを更に並べ替えたりしています。笑

一見、何をやっているのか不明なこれも実は、
これから“イメージ”という曖昧なものを視覚化していくために、
先ずは“イメージを座標軸で捉える”ための演習だったりします。
だから当然そこには“ルール”があるわけです。
このルールを知らないとデザインはできませんから、ここ、実はとっての大事なんですね。
あとはそうですね・・・
箱を作って中を覗いたり、らくがき帳をバラバラに解体したりしていますね、
時々「進撃の巨人」の話なんかをしながら・・・(アニメ版の作画スゴいですよね。笑)
いや、ふざけてません。笑
箱の中には“空間”があるわけで、
“イメージ”や“空間”といった、形のないものを視覚化するための感度を上げようという演習です。

この1学期の演習が、夏以降にバババッ!!とつながっていきますよ。
まだやってる本人たちも気づいていないでしょうけどね。
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りんごの森の0期生へ
2013年05月01日
この12年度は、開業してから初めて迎えた最初の1年でした。
この間、多くの“0期生”に助けられてきました。
0期生とは、古巣で送り出した多くの卒業生たちと昨年度開業3ヶ月で送り出した最初の3人です。

例えば、
「課題で作ったカーテンの撮影にりんごの森の教室使っていい?」と言って
実際に武蔵美の課題で制作した課題を持ってSモトが来てくれることが、
地方の、しかもまだ始めて一年と経たない小さな教室に通う受験生たちに、
どんなにか“美大”をリアルにイメージさせてくれたことか。
時々やってきては、飛び入りで合評に参加してくれた0期生達の言葉が、
どんなにか受験生に刺激を与えてくれたことか。
入試の面接の前には、その大学に通う大学生であるYざわ氏が、わざわざ電話で面接練習をしてくれ、アドバイスをくれる。
それにどんなに受験生たちが励まされたか。
試験内容の情報開示が乏しい大学では、通っている学生のネットワークで自分たちの代の入試情報をかき集めてメールしてくれる。それにどんなに受験生が助けられたか。
国公立大学入試の前期に受かった受験生が、一次に受かっている中期試験の大学とどちらを選ぶべきか悩んでいると聞けば、
会った事もないその受験生の電話につき合ってくれる。
そして、
いよいよりんごの森から卒業して各々の新天地へ、という準備期間には、
自分や友人の作品やらを引っさげて訪問してくれたK嶋が、
受かってからのここから先が勝負で、自分が多摩美でこれまでどう過ごしてきたか、どう過ごしていくべきか、という話を、
わざわざ教室に話しに来てくれる。
それがどんなに、春から美大生になる彼らの心に火をつけたか。
開業してすぐに受験期を迎えた1年前には、始めたばかりで大変だろう、と、
春休みの間ずっと、毎日Sトーが多摩美でやった課題をブラッシュアップしがてら、
留守番や受験生を見ていてくれたことが、
他の予備校から移って来たばかりの受講生が集まる緊張した教室を、どんなに賑やかにしてくれたことか。
そういうひとつひとつの温かさに助けられて、
わたしも受験生もこの1年を過ごせた事に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本来、新設の予備校を巣立つ彼らには、
いるはずのない“先輩”が、いてくれることに、
心から、ありがとう。
りんごの森という教室自体、
始められたのは0期生の励ましや協力があったからだと思っています。
そしてこの春、“後輩”が行きました。
彼らをよろしく。
開業時に、0期生からもらった言葉は、わたしの宝物です。↓
http://ringo-no-mori.com/voice_from_happyproject.html
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0期生とは、古巣で送り出した多くの卒業生たちと昨年度開業3ヶ月で送り出した最初の3人です。

例えば、
「課題で作ったカーテンの撮影にりんごの森の教室使っていい?」と言って
実際に武蔵美の課題で制作した課題を持ってSモトが来てくれることが、
地方の、しかもまだ始めて一年と経たない小さな教室に通う受験生たちに、
どんなにか“美大”をリアルにイメージさせてくれたことか。
時々やってきては、飛び入りで合評に参加してくれた0期生達の言葉が、
どんなにか受験生に刺激を与えてくれたことか。
入試の面接の前には、その大学に通う大学生であるYざわ氏が、わざわざ電話で面接練習をしてくれ、アドバイスをくれる。
それにどんなに受験生たちが励まされたか。
試験内容の情報開示が乏しい大学では、通っている学生のネットワークで自分たちの代の入試情報をかき集めてメールしてくれる。それにどんなに受験生が助けられたか。
国公立大学入試の前期に受かった受験生が、一次に受かっている中期試験の大学とどちらを選ぶべきか悩んでいると聞けば、
会った事もないその受験生の電話につき合ってくれる。
そして、
いよいよりんごの森から卒業して各々の新天地へ、という準備期間には、
自分や友人の作品やらを引っさげて訪問してくれたK嶋が、
受かってからのここから先が勝負で、自分が多摩美でこれまでどう過ごしてきたか、どう過ごしていくべきか、という話を、
わざわざ教室に話しに来てくれる。
それがどんなに、春から美大生になる彼らの心に火をつけたか。
開業してすぐに受験期を迎えた1年前には、始めたばかりで大変だろう、と、
春休みの間ずっと、毎日Sトーが多摩美でやった課題をブラッシュアップしがてら、
留守番や受験生を見ていてくれたことが、
他の予備校から移って来たばかりの受講生が集まる緊張した教室を、どんなに賑やかにしてくれたことか。
そういうひとつひとつの温かさに助けられて、
わたしも受験生もこの1年を過ごせた事に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本来、新設の予備校を巣立つ彼らには、
いるはずのない“先輩”が、いてくれることに、
心から、ありがとう。
りんごの森という教室自体、
始められたのは0期生の励ましや協力があったからだと思っています。
そしてこの春、“後輩”が行きました。
彼らをよろしく。
開業時に、0期生からもらった言葉は、わたしの宝物です。↓
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巣立ち
2013年05月01日
とうとう春から美大生になるりんごの森っ子が巣立っていきました。
りんごの森の一期生です。

彼らが大学入学前に最後に受けて行った春季講座【発想力強化講座】は、
受験でちょっとこり固まってしまった脳みそを、
4月から始まる美大での専門教育に向けてやわらかく耕してから送り出すための期間でもありました。
そして、たぶん人に話してもちょっと首をひねるような方法で、笑
複数個の【発想法】や【グループワークの手順】なんかを一緒に学びあいました。
でも、そう、たぶん、受講生たちは気づいたはず。
あんなわけのわからない毎日の、毎日笑って、恥かいて、最後はちょっと泣けた8日間の中に、
これから一生枯れないアイデア脳になるための具体的ヒントがあったことを。
そして、「あぁ大学受かってよかった〜」ってちょっと安心していた自分が、
「いやいやヤバいぞ。これからだ。ここからが勝負なんだ!よっしゃ!やってやるゼ!」
って気持ちに変化したことも。
そう、デザイン・工芸を志す彼らは、
美大に受かるだけじゃ意味ないですから。
この先半世紀、
“つくる”ことを仕事にして生きていくことが、真の目的ですから。
そしてそれを、わたしはここで、
彼らが自分を信じられなくなる時でも、
信じていこうと思うのです。
行け!進め!
転んでも転んでもまた立ち上がれ。
そうして、10代で夢見た未来をその手に掴め!
受験時期に絵なんか描いて、あいつらちょっとどうかしてると思われてきたみんなこそが、
この先の未来に形を与えていく人になる。
誰かがデザインしなければ、
家も車も道路標識もスマホもアプリも雑誌も服もイスもノートも医療機器もFacebookも初○ミクもこの世にない!
みんなが10代で選んだその道は、きっと一生を賭けるにふさわしい仕事になる。
りんごの森での日々で、失敗しても、恥ずかしいくらいじゃ死なないってわかったでしょ?
大丈夫。行っといで。
そして、入学オメデト。
みんなと一緒に学べてよかった。ありがと。
デザインとアートの教室 りんごの森 代表 藤沢 瑞紀
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りんごの森の一期生です。

彼らが大学入学前に最後に受けて行った春季講座【発想力強化講座】は、
受験でちょっとこり固まってしまった脳みそを、
4月から始まる美大での専門教育に向けてやわらかく耕してから送り出すための期間でもありました。
そして、たぶん人に話してもちょっと首をひねるような方法で、笑
複数個の【発想法】や【グループワークの手順】なんかを一緒に学びあいました。
でも、そう、たぶん、受講生たちは気づいたはず。
あんなわけのわからない毎日の、毎日笑って、恥かいて、最後はちょっと泣けた8日間の中に、
これから一生枯れないアイデア脳になるための具体的ヒントがあったことを。
そして、「あぁ大学受かってよかった〜」ってちょっと安心していた自分が、
「いやいやヤバいぞ。これからだ。ここからが勝負なんだ!よっしゃ!やってやるゼ!」
って気持ちに変化したことも。
そう、デザイン・工芸を志す彼らは、
美大に受かるだけじゃ意味ないですから。
この先半世紀、
“つくる”ことを仕事にして生きていくことが、真の目的ですから。
そしてそれを、わたしはここで、
彼らが自分を信じられなくなる時でも、
信じていこうと思うのです。
行け!進め!
転んでも転んでもまた立ち上がれ。
そうして、10代で夢見た未来をその手に掴め!
受験時期に絵なんか描いて、あいつらちょっとどうかしてると思われてきたみんなこそが、
この先の未来に形を与えていく人になる。
誰かがデザインしなければ、
家も車も道路標識もスマホもアプリも雑誌も服もイスもノートも医療機器もFacebookも初○ミクもこの世にない!
みんなが10代で選んだその道は、きっと一生を賭けるにふさわしい仕事になる。
りんごの森での日々で、失敗しても、恥ずかしいくらいじゃ死なないってわかったでしょ?
大丈夫。行っといで。
そして、入学オメデト。
みんなと一緒に学べてよかった。ありがと。
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